両立支援は、患者さんが治療する場である「医療」と、働く現場である「労働」が、相互に連携して実現していくことが求められます。でも、日頃つながりのない両者の連携は、相互理解も含めて非常に難しいことです。
ブリッジ研究会は、医療従事者と企業関係者が垣根を越えて情報や問題を共有し、多様性に富む労働環境を構築することを目的に、毎回異なるテーマを設定し、各分野の第一線で活躍する専門家をお招きし、レクチャーとディスカッションで構成する研究会を3ヶ月に1回開催しています。さまざまな立場からの発信で場が活性化し、議論が深まり、具体性のある方策を共に見出していくコミュニティとして発展することを願っています。
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がんアライ部は「がんと就労」の問題に取り組むために、東京で発足した民間プロジェクトです。ブリッジは 2018年よりがんアライ部の共催団体として、中部地区における企業の自発的な取り組みを促す活動を実施しています。
がんアライ部とは
民間プロジェクト「がんアライ部」は、仕事とがん治療を両立できる社会を実現するために活動しています。
2019年10月には、企業を対象とした「がんアライアワード2019」を実施。がん罹患者の味方「アライ」であること、「がんとともに働き続けられる企業」であることなどを評価され、大手企業から中小企業まで、37社がアワードを受賞しました。